電子ブレーカーのメリットとデメリット

最終更新日 2024年4月25日 by hawri

電気メーター

1.電子ブレーカーを導入した方が良い理由とは？

電子ブレーカーを導入した方が良いと最近よく聞かれますが、大きなメリットである電気代を節約できるからです。
電気代が値上がりするなかで少しでも節約したいという方に向いており、導入することによって基本料金を下げることができますので自分で行なう節約以上の効果を得ることができます。

もちろん基本料金の値下げ幅は契約次第になりますので、一般家庭ではあまり恩恵は大きくないかもしれませんが、工場や商業ビルなどの電力をたくさん使うところであれば恩恵は大きいでしょう。

電気代を節約できるのが電子ブレーカーの最大のメリットになりますが、それに伴って全体的な電気の使用量が少なくなったり、少なくしようという意識が働いたりしますから環境にも良い影響を与えます。

しかし、電子ブレーカーを導入することはメリットだけではなくデメリットも生じる可能性があることを忘れてはいけません。
よくデメリットの話で聞かれるのが販売元とのトラブルになりまして、電気代を節約しようとしたのに逆に負担が多くなってしまったというケースが存在します。

何故、トラブルになる可能性があるかと言いますと、悪徳業者や詐欺を考えている業者が存在しますし、ただ単純に知識が乏しく説明が足りない場合もありまして、申込んで選定容量を誤ってしまいますと設定から外れてしまいやすくなりますから頻繁にブレーカーが落ちてしまう状態になるはずです。

ブレーカーが落ちると当然電気が使用できない状態になりますから仕事に大きな支障をきたしまして本業に影響を与えます。
トリップの状態が続くことによって、工場ですとラインが止まり出荷も納期もできず、大変なことになりますし、サービス業でもお客さんに迷惑をかける事態に発展してしまうでしょう。

電気代が節約できたとしても選定容量を間違ってしまうと大変なことになってしまいますから、設定や販売の段階で知識があって誠実に対応してくれる業者に依頼する必要があるのです。

実害がでるデメリットもありますが、申し込みの段階で気軽に利用でき辛いというのもあります。
多くの電力会社では自ら電子ブレーカーをおすすめすることは少なくて、こちらから問い合わせても曖昧な回答になることもありまして、慎重に行われています。

実は悪徳業者だと向こう側から積極的に働きかけてきたり、変更した方がお得であることを強調してきまして販売会社が信用できないケースがあるのです。
話にのって利用してしまったあとに信頼できる販売会社ではなかったということもありますから信頼できる会社を探さないといけません。

ですから一番のデメリットであるトリップを起こさないようにするためには信頼できる販売会社を見つけることが重要になりまして、調べずに契約してしまうと後悔することもありますからネオコーポレーションのように良い販売会社を見つけることで対策ができます。

信頼できる販売会社を見つけることができれば、申し込みをするにしても心配することはありません。
しかし、個人で判断するのは難しいですから、しっかりとした営業をしているか、嘘をついていないか、変におすすめしていないかなどの細かいポイントを見て気付かないといけません。

悪徳な業者になりますと電力会社や関連業者を装って売ることだけしか考えていないパターン、漏電調査を口実にして無理に営業を行ない法外な金額で契約を迫るパターン、あまり知識がない人に対して契約変更を迫るパターン、リースやレンタルと誤認させる営業を行なうパターンなど悪質性がとても高いものが存在しています。

まだ電子ブレーカーはメジャーとは言えるものではありませんから悪徳な業者は少なからずありますので、信頼できる業者選びがデメリット対策となるのです。

信頼できる業者の多くは返金保証システムを導入していますから万が一のトラブルに発展した場合でも安心して利用することが可能です。
選定容量を間違ってしまった場合の発生した費用や原状回復のための資金などが該当しまして、トリップを起こすということは会社の信用そのものに影響してきます。

専門家がしっかりと調査をしていればトリップは発生しませんし、適切な選定容量にすることが可能で不安な部分を解消してくれます。

また耐用年数の方を気にされる方がいますが、製造メーカーのカタログを見ますとメーカー保証が1年と書いてありますので心配な方も多いはずです。
しかし、電気設備扱いとなりますから税法上の法定対応年数は15年に該当しますので数字上は15年となります。

これは税務上の法定対応年数の数字になりますから実際の耐用年数とは異なる場合がありますので、心配な方は利用される際に質問を忘れないようにしましょう。

このように電子ブレーカーにはメリットとデメリットがありますので、その点を理解した上で利用するようにしてください。
電気代の節約は魅力的ですが、そこにつけこむ悪徳な業者も多いのです。