【後藤塾】建物の寿命に影響を及ぼす日々の保守管理

最終更新日 2024年4月25日 by hawri

「建物の保守管理って具体的に何をすればいいの?」
「太平エンジニアリングに保守管理を依頼したい」
「後藤悟志社長の評判が知りたい」

オフィスビルや商業ビル、マンションなどありとあらゆる建物には、さまざまなシステムが設置されています。
たとえば館内が快適な空間であるのは、空調システムが作動し気温や湿度を適切に管理しているからです。
安全に生活できたり働いたりお買い物ができるのも、セキュリティシステムがあるからです。
こうした館内の環境を整えるシステムは、全自動で運用されているわけではありません。
決められたルールに基づき運転されていても、結局は人の手が必要になります。
具体的に人の手が必要になるのは、保守管理です。

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後藤悟志氏も提案する建物の保守管理とは

大規模な建造物に導入されているシステムは、当然ながら人の手により設計されています。
設計後は工事を行ってビルに組み込み、日々運転しているわけです。
当然24時間作動し続けたら、システムも老朽化するでしょう。
システムで動作している設備も休まずに働き続ければ、不具合や故障が発生する可能性は高いです。
故障が発生したら、そのシステムは運転を停止してしまいます。
全館空調システムが設備の故障で運転を停止したら、館内の快適性は一気にダウンします。
夏なら蒸し風呂のように暑くなり、冬なら寒くて震えるでしょう。
湿度も上昇してジメジメしたり、乾燥して喉の調子が悪くなってしまうかもしれません。
セキュリティシステムが停止すれば、館内の安全性に重大な懸念が発生してしまいます。
人が安全かつ快適に過ごすためには、保守管理は非常に重要な要素になるわけです。
だからこそ建物の所有者は、管理を徹底し適切な状態を保てるように維持しなければいけません。
所有者が義務を放棄するとそのビルやマンションを利用する人はいなくなり、不動産としての価値が低下します。
一時的に不便を被るのはビルの利用者やマンションの住民ですが、最終的に困るのは所有者なのです。
そのためビルの所有者は保守管理の計画を立案し実行していますが、素人には高いハードルがあるのも事実です。

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ビルメンテナンス専門の会社に相談する

どれぐらいの間隔で定期点検をする必要があるのか、問題が発生したときの対応方法はなどなど、素人にはわからないことだらけなので専門家に相談しています。
大規模な建物の保守管理を専門的に取り扱うのが、ビルメンテナンス業務を提供している会社です。
ビルメンテナンス会社では、クライアントから依頼を受けサービスを提供しています。
空調や給排水設備やシステムの点検からセキュリティシステムの監視、警備員の導入まで幅広く行っていて、館内の清掃業務を請け負うビルメンテナンス会社もあります。
これらの提供しているサービスをすべて利用すると、システムトラブルが発生する可能性は低いです。
定期的に空調や給排水の設備をチェックすることで、不具合を迅速に見つけてすぐに修理をしてくれます。
事前に不具合を発見し修理などの対応ができれば、故障して完全にストップする事態は避けられるでしょう。
警備員も館内に配置してもらえば、セキュリティレベルはさらにアップします。
不審者を発見したときも迅速に対応できますし、警備員はその場にいるだけで抑止力になるため、犯罪を未然に防ぐ効果にも期待できます。

清潔感のない館内は資産価値を低下させる要因になる

さらに清潔感のない館内は、資産価値を低下させる要因です。
館内にごみがあったり汚れた部分がそのまま放置していると、そこを訪れる人々も良い印象を持たないでしょう。
々が気持ちよく利用してもらうためにも、ビルメンテナンス会社に求められる役割は大きなものがあります。
ビルメンテナンス会社が行うのは、日々の保守管理だけではありません。
こまめに管理をしていても、建物のシステムや設備は経年劣化で老朽化していきます。
そもそも耐用年数が設定されているため、時期が来ればシステムや設備は更新しなければいけません。
問題がないからと耐用年数が過ぎたまま使い続けていると、突然故障してしまう可能性があります。
そのため事前に計画を立て、更新について考えておかなければいけません。
ビルメンテナンス会社では、システムや設備の更新計画についても立案してくれます。
普段からメンテナンスをしている会社なら、現況を詳細まで把握しています。
更新が必要な時期が迫っているのか、必要ならどの部分を交換するべきなのか、建物の状態を手に取るように理解しているから最適な計画を立てられるわけです。
日々の保守管理から大規模更新まで、トータルで対応できるビルメンテナンス会社なら安心です。
所有者の義務を果たして建物の資産価値を守り続けていくためにも、所有することになったら最適な会社を選定し管理を任せるようにしてください。

まとめ

ビルやマンションなどの大型建造物は、管理状態で寿命が大きく変わってきます。
適切な状態を長く維持できればいじるほど長持ちして、100年先も残すことが可能です。
逆に考えると管理をおろそかにすると想定した寿命よりも短くなるので、所有者のメンテナンスにかける意識と任せる専門家の選び方が重要になります。

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