信和建設の歴史と実績とは

最終更新日 2024年4月25日 by hawri

1959年に設立された大阪の信和建設株式会社は、土木建築の工事請け負いや計画設計と監理に加え、宅地建物の取引や不動産管理を手掛けています。

また、温泉浴場や飲食店の経営に貸し会議室の運営、スポーツ施設の運営と企画や駐車場の経営も主な事業です。

会社設立時の資本金は7千万円で、現在の従業員数は約170名ほどですが、160億円を目前とする売上高を達成しています。

 

元社長である前田裕幸氏が語る

それぞれ7~8名の一級・二級建築士を筆頭に、総勢30名弱の一級・二級建築施工管理技士と、土木施工管理技士や建設業経理士を中心にメンバーが構成されます。

勿論、宅地建物取引士や管理業務主任者も複数在籍していますから、信和建設株式会社は総合力が優れている企業だといえるでしょう。

最初は前田裕幸が信和住宅建設株式会社の名前で設立が行い、当初は僅か50万円の資本金でした。

現在の商号になったのは同年のことで、5年後には大阪の豊中市大島町に本社ビルを新築しています。

更に2年後に一級建築士事務所の開設、1994年に本社社屋の建て替えと歴史を刻みます。

 2002年にはISO9001の認証取得を達成しており、2004年に同社の強みともいえるルネス工法の事業部を設立 しました。

今でこそ知名度が高く大成功を収めているルネス工法ですが、当時はまだ取り組みがスタートしたばかりです。

しかし蓋を開けてみれば大人気で、1年後の2005年にはオリジナルのマンションブランドを販売開始するなり、受注棟数全国第1位の獲得に至っています。

同時に、信和建設株式会社本社のある関西で賃貸住宅着工戸数第4位と、こちらも大きな記録を達成しました。

 

信和建設株式会社の成長

翌年は近畿エリアでも同じく第4位を記録しているので、営業範囲を広げて優れた結果を残した形です。

近畿エリアでの存在感は順調に拡大していて、2007年に第3位、2008年には第2位、それ以降も2位と3位を維持し続けています。

1位を獲得していないのは少々意外ですが、それでも賃貸住宅の着工において記録が色褪せることはなく、常に存在感を表します。

ちなみに、自慢のルネス工法は2007年に受注棟数と総戸数の両方で全国第1位に到達しました。

1位の記録はその後も長く続いていますから、改めて同社にとって強みのある工法だと分かります。

様々な記録を樹立する中でも、信和建設株式会社は大阪市北区に店舗をオープンしたり、大阪市淀川区で天然温泉の提供を始めるなど、精力的に事業を展開しています。

 

仲介管理を担う店舗の自社ブランド化

2008年の代表的な活躍は、仲介管理を担う店舗の自社ブランド化で、みつけや本舗と改めて事業の注力を図ったことです。

翌年の2009年には100%出資の子会社株式会社信和を設立、後に信和不動産株式会社と商号を変えて現在に至ります。

資本金を現在の金額に増額したのは2010年のことで、それに合わせて本社を大阪市淀川区に新築移転、並びに株式会社新都計画をグループ化しました。

貸し会議室事業の本格的な取り組み開始も同年で、大阪研修センターの名前でオープンしています。

関東圏に進出したのは2011年で、東京に支店を開設して関東での影響力を増し始めました。

以降は、株式会社ホテルプラザ神戸のグループ化や大阪研修センター江坂のオープン、大神田建設株式会社のグループ化に信和都市開発株式会社の設立と続きます。

株式会社アリストジャパンや株式会社シルキーバードもグループ化しつつ、大阪研修センター伊丹のオープンも並行して行われます。

 

グループ全体の一体化を強化している

信和建設株式会社は、毎年のように何らかの組織変化を行っており、グループ全体の一体化を強化しているイメージです。

精力的な活動はその後も続いていますし、次々に自社開発の施設をオープンや、商号の変更に取り組んでいます。

一見すると安定感がない、あるいは落ち着いていない印象を与えますが、事業の柱となる部分は一貫しているのが特徴です。

信和建設株式会社の強みはワンストップのトータルサポートですから、総合力を高める組織作り取り組み続けているわけです。

マンションやホテルに介護施設と温泉から駐車場に至るまで、幅広い土地活用や建物の運用こそが、同社の揺るがない実績だといえます。

とにかくノウハウの厚みが違いますから、そこが提案力に結びつき、思い掛けないアイデアがもたらされたりします。

同社が手掛ける賃貸マンションの入居率は驚異の95%ですから、この数字もまた大きな説得力を生み出します。

何処に自信があるのかといえば、それは同社の商品を支えているルネス工法です。

 

信和建設の強みであるルネス工法

ルネス工法は建物の長寿命化を図るもので、誰もが求める明るく静かで広々としている住宅を実現します。

賃貸マンションを管理する側にとっては、修繕のハードルが低く長期的に品質が保てる、そういったところが魅力的です。

長期安定経営に繋がる商品力を発揮しますから、安心して賃貸マンションの運用を行いたい人に朗報です。

このように約60年もの経営実績は伊達でなく、揺るぎない信頼性を獲得して、選ばれる建設会社になった経緯があります。

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