最終更新日 2024年3月27日 by hawri
・探偵業に憧れる！
事件があった現場に颯爽と登場し、名推理を繰り広げやがて犯人に辿りつく・・・。
突きつけた指と共に一言。
「犯人は、あなただ。」
ドラマや漫画で見る探偵のイメージとは、こんな感じではないでしょうか。
しかし海外はどうだかわかりませんが、日本の場合はこのようなシチュエーションはまずありません。
日本における探偵業の仕事とは浮気調査や素行調査、行方不明調査などを主な業務としています。
名推理で密室殺人の謎を解く、なんて機会は恐らくありません。
しかしこれは、難事件を解決するような推理力を持っていなくても探偵になれるということでもあります。
とはいえもちろん、誰でも探偵になれるというわけではありません。
・探偵になるには？
探偵事務所は、他の業種と同じように求人を出しています。
その求人から連絡を取って、採用試験を受けさせてもらう・・・というのが主な方法となります。
ただ探偵事務所の求人は、全体の求人に比べるとその割合はかなり少ないと言えるでしょう。
少なくとも私は、街で配布されているフリーペーパーで探偵事務所や興信所の求人を見たことがありません。
そのため、より多くの求人が載っている場所・・・たとえばインターネットで調べることが必要だと思います。
また、探偵事務所のホームページで求人の旨を伝えているケースもあります。
まずは情報収集をして、求人をしている探偵事務所をリストアップしてみましょう。
採用試験は探偵事務所により異なりますが、一般の入社試験よりも難しいと言われています。
浮気調査や素行調査による張り込みは、注意力や粘り強さ、行動力を欠かすことができません。
知識だけではなく、体力も使う仕事です。
また、聞いた話ですが、最近は結婚している夫の悩みとして妻の浮気で離婚する場合、浮気相手に慰謝料請求できるのかどうか？という悩み相談が非常に探偵事務所に寄せられるそうです。
浮気調査や素行調査など、探偵事務所にはそこでしかできないような特殊な仕事があります。
そのためドラマのようなイメージではなくても、探偵に憧れを持っている人は多いと思います。
ただ、それを職業として生きていくのなら相応の覚悟が必要です。